「猫との暮らしをもっと豊かにしたいけど、多頭飼いってどうなんだろう?」
そう思っているあなたへ。この記事では、猫の多頭飼いについて、注意点から成功の秘訣まで、実際の経験に基づいて詳しく解説していきます!
我が家も保護猫活動を通して、たくさんの猫たちと暮らしてきました。生まれたばかりの子猫から、シニア猫、病気を持つ猫まで、個性豊かな猫たちが仲良く暮らす様子は、本当にほっこりします💕
もちろん、多頭飼いは楽しいことばかりではありません。時にはケンカしたり、やきもちを焼いたりすることも。でも、ちょっとした工夫と愛情で、猫たちはみんなハッピーに暮らせるんです!
この記事では、そんな我が家の経験も交えながら、猫の多頭飼いについて、包み隠さずお伝えしていきますね!
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1. 猫を多頭飼いする際の注意点
猫を多頭飼いする際には、いくつかの注意点があります。事前にしっかりと理解しておくことで、猫たちがストレスなく、快適に暮らせる環境を作ることができます。
1-1. 高齢な猫はストレスに注意!無理のない多頭飼いのコツ
高齢の猫は、環境の変化に敏感でストレスを感じやすい傾向があります。そのため、新しい猫を迎える際は、高齢猫のペースに合わせて、ゆっくりと時間をかけて慣れさせていくことが大切です。
我が家の場合
我が家では、保護猫活動をしているため、高齢猫がいるところに新しい猫が来ることは日常茶飯事です。高齢猫は新しい猫に対して警戒心を抱くこともありますが、無理強いせず、それぞれの猫が安心できる空間を確保することで、大きなトラブルなく過ごせています。
ポイント
- 高齢猫の様子をよく観察し、ストレスを感じているサインがあれば、新しい猫との接触を控える
- 高齢猫が安心できる隠れ家を用意する
- 新しい猫を迎える前に、獣医師に相談する
1-2. 狭いスペースでもOK?猫が快適に過ごせる環境作り
猫は縄張り意識が強い動物です。そのため、多頭飼いをする場合は、それぞれの猫が自分のテリトリーと感じられるスペースを確保することが重要です。
我が家の場合
21匹の猫と暮らす我が家は、決して広い家ではありません。しかし、キャットタワーや棚などを設置することで、猫たちが立体的に空間を利用できるように工夫しています。また、窓際など、猫がくつろげる場所を複数設けることで、それぞれの猫が自分の好きな場所で過ごせるようにしています。
ポイント
- 猫の数が多ければ多いほど、広めのスペースが必要
- 垂直方向の空間も有効活用する
- 各部屋に猫が安心できるスペースを作る
1-3. 費用と手間はどれくらい?多頭飼いの現実を知る
猫を多頭飼いする場合、1匹で飼う場合に比べて、費用と手間は当然増えます。食費や医療費などの経済的な負担はもちろん、トイレの掃除や食事の世話など、日々のケアにかかる時間も増えることを覚悟しておきましょう。
我が家の場合
21匹の猫の食費や医療費は、決して少なくありません。また、猫の数だけトイレを掃除し、食事の世話をするのは、かなりの重労働です。しかし、猫たちが元気に過ごしてくれる姿を見る喜びは、何物にも代えがたいものです。
ポイント
- 食費、医療費、猫砂代など、飼育費用は猫の数に比例して増加する
- トイレの掃除、食事の世話など、日々のケアにかかる時間も増える
- 猫の健康管理、世話の時間を確保できるか
1-4. 災害時にどうする?避難計画のポイント
災害時は、人間だけでなく、猫の安全も確保しなければなりません。多頭飼いの場合は、避難の準備や避難場所の確保など、より綿密な計画が必要です。
我が家の場合
災害時に備え、猫用のキャリーケースを常に用意しています。また、避難経路や避難場所なども事前に確認し、猫たちを安全に避難させるための計画を立てています。
ポイント
- 猫用のキャリーケースを猫の数だけ用意する
- 避難経路や避難場所を事前に確認しておく
- 猫の性格や健康状態に合わせた避難計画を立てる
2.猫の多頭飼いを成功させる3ステップ!
猫の多頭飼いを成功させるには、事前の準備、相性チェック、トライアル期間の観察が重要です。
2-1. 準備:失敗しないための基礎知識
新しい猫を迎える前に、必要なものを揃え、環境を整えておきましょう。
2-1-1. トイレの数は猫+1つが基本!設置の工夫も紹介
猫はトイレの場所や清潔さにこだわりがあります。多頭飼いの場合は、猫の数プラス1つのトイレを用意するのが基本ですが、数の確保が難しい場合もあります。また、トイレの設置場所にも工夫が必要です。
我が家の場合
21匹の猫と暮らす我が家では、12~13個のトイレを設置しています。理想の数には届いていませんが、1日に数回トイレ掃除をすることで清潔さを保ち、猫たちが快適に過ごせるように心がけています。トイレは、猫が落ち着いて排泄できるよう、静かな場所に設置しています。また、猫同士が鉢合わせないように、複数の場所に分散して設置しています。
ポイント
- トイレの数は猫の数プラス1つを目安に
- 猫が落ち着いて排泄できる場所に設置する
- 複数の場所に分散して設置する
2-1-2. 食器は専用で!食事中のトラブルを未然に防ぐ方法
猫は、自分の食器で食事をすることを好みます。多頭飼いの場合は、猫ごとに専用の食器を用意しましょう。また、食事中のトラブルを避けるために、食器の置き場所にも注意が必要です。
我が家の場合
猫の数の倍以上の猫皿を、用途別に使い分けています。子猫や高齢猫が食べやすいもの、ドライフード用、ウエットフード用、おやつ用など、様々な種類の食器を用意しています。
ポイント
- 猫ごとに専用の食器を用意する
- 食器の置き場所を工夫し、猫同士が干渉しないようにする
- 猫の年齢や健康状態に合わせた食器を選ぶ
2-1-3. キャットタワーや隠れ家で猫たちの安心スペースを確保する
猫は、高い場所や狭い場所を好みます。多頭飼いの場合は、キャットタワーや隠れ家などを設置して、猫が安心できるスペースを確保してあげましょう。
我が家の場合
複数のキャットタワーや棚をうまく設置、猫たちが自由に遊んだり、くつろいだりできるようにしています。また、猫が隠れることができるように、段ボール箱やキャットハウスなども設置しています。
ポイント
- キャットタワーや隠れ家を複数設置する
- 猫が安心できる空間を作る
- 猫の性格や好みに合わせたスペースを作る
2-2. 相性チェック:先住猫とうまく付き合える新しい猫の選び方
新しい猫を迎える際は、先住猫との相性を考慮することが重要です。
2-2-1. 性格と年齢のバランスを見極めるポイント
一般的には、先住猫と新しい猫の性格や年齢のバランスが、多頭飼いの成功を左右すると言われています。
例えば、活発な先住猫には遊び好きな猫を、大人しい先住猫には穏やかな猫を選ぶなど、性格を合わせることで、猫同士が仲良くなりやすくなるでしょう。年齢が近い猫同士の方が、遊びを通じて絆を育みやすいという点も考慮したいところです。
我が家の場合
保護猫活動をしているため、必ずしも性格や年齢のバランスを考慮して新しい猫を選ぶことはできません。しかし、可能な限り、先住猫の性格と相性の良い猫を選ぶように心がけています。例えば、臆病な先住猫には、フレンドリーな猫ではなく、穏やかな性格の猫を合わせるようにしています。
ポイント
- 可能であれば、先住猫の性格と相性の良い猫を選ぶ
- 年齢が近い猫の方が、仲良くなりやすい場合もある
- 猫同士の性別も考慮する
2-2-2. 段階的にならす!匂い交換から顔合わせまでの手順
新しい猫を家に迎える際は、いきなり対面させるのではなく、段階的に慣れさせていくことが大切です。
我が家の場合
新しい猫を家に連れてきたら、まずは隔離部屋に入れます。そして、新しい猫の匂いがついたタオルなどを先住猫に嗅がせて、新しい猫の存在に慣れさせます。その後、ケージ越しに顔合わせをさせ、互いに威嚇しないようであれば、ケージの扉を開けて、少しずつ接触時間を増やしていきます。この時、最初は穏やかな性格の先住猫から対面させるようにしています。
ポイント
- 最初は匂い交換から始める
- ケージ越しに顔合わせをする
- 徐々に接触時間を増やしていく
- 猫の様子をよく観察し、無理強いはしない
- 他の猫と隔離できる部屋やケージを用意する
2-3. トライアル期間でチェック!猫たちの生活を観察しよう
新しい猫を迎えてからも、猫たちの様子をよく観察し、問題があれば早めに対応しましょう。
我が家の場合
新しい猫を迎えた際は、トライアル期間を設け、猫たちの相性をじっくりと観察します。時に、最初は仲良く見えても、数週間経ってから相性が合わないことが判明する場合もあります。
ポイント:
- 猫たちの行動を注意深く観察する
- トラブルがあれば、原因を突き止め、適切な対応をする
- 必要があれば、トライアル期間を延長する
まとめ
猫の多頭飼いは、準備や注意が必要ですが、猫同士が仲良く暮らす姿は、飼い主にとって最高の喜びです。この記事を参考に、あなたも猫との暮らしをもっと豊かにしてみませんか?
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